歴史的建造物である「泊り屋」を舞台にうら若き男女が一夜を共にする漫画。
サークル「かたておち」さんとの合同企画で「死」をテーマにしたネーム交換本に描いたもの。
本作のネームは可愛い女の子を描くのに定評があるホシノテラダさん。
ネームの時点で絵の完成度が高かったので作画するにあたり物語を膨らませることに注力した。
実在の建物を舞台にした密室劇や俯瞰アングルなど普段の自分なら率先して避けるであろう要素が満載で大変だったけど非常に勉強になりました。
締め切りが一週間伸びたことに甘えて帰省先にPCを持ち帰って仕上げ作業をすることを企て、調子に乗ってスタイラスペンをJot Dashに新調した。
2016年08月 完成 / 12p
初出:コミティア117 / 合同誌「跡形」(発行:オカておち)
10年前に起きた幼馴染の失踪事件をめぐるタイムリープもの。
サークル「かたておち」さんとの合同企画で「死」をテーマにしたネーム交換本に描いたネーム。
僕だけがいない街やバタフライ・エフェクトを13pで済ませたようなショートSF。
女の子が可愛い必要があったのでホシノテラダさんに描いていただけたのは何より。
また後半、明らかにコマを詰め込みすぎだった箇所を
ホシノさんが作画の際に1ページ追加していただいた。
良いタイトルが最後まで思い浮かばなかったのは反省点。
2016年07月 完成 / 13p
トラウマを抱える女子高生のラブコメ会話劇。
短期間で仕上げるべくデジタルトーンを使わずに済むよう線を極力減らしたシンプルな絵柄を心掛けた。
背景らしい背景があるコマが6ページ中1コマしかないのは我ながらさすがにどうかと思う。
2015年11月 完成 / 6p
初出:コミティア114 / 無料配布ペーパー
pixiv
新しい自分に生まれ変わろうとする男の漫画。
例によって描き始めたのがコミティア数日前だったので構想を固めたらネームを書かず原稿用紙にいきなり下描きした。
結果的にはまったく4ページに話がまとまらず試行錯誤の時間が余計にかかった。
二度とやるまい。
この一か月前くらいに新PC(約3万円のAtomタブ)を購入しメディバンペイントとjot Proで仕上げた。
2015年08月 完成 / 4p
初出:コミティア113 / 無料配布ペーパー
お酒がテーマの1ページ漫画。
ネーム段階では最後のコマは存在しなかったが読み返すと全くお酒がオチと関連していないことに気付きあわてて追加した。
ネタがokajina氏と被った。
2015年06月 完成 / 1p
初出:コミティア113 / 合同誌「樽φ倶楽部 スパークリング」に寄稿(発行:にこらてすら)
脱☆童貞ラブホ漫画。
いわゆる萌え系ハウツー本に出てくるような猫耳妖精魔法少女みたいなキャラを出そうと奮闘したもののどうにも可愛くならず、ああいう絵を描ける人は素直にすごいと改めて思い至った。
2014年11月 完成 / 2p
初出:コミティア110 / ミニコミ誌「軌道ラウンジ 13号」に寄稿(発行:軌道ラウンジ)
pixiv
女子大生が事故物件の謎を解くほのぼのミステリー漫画。
描き始めるのが遅かったうえ前作の完成後にそれまで使っていたデスクトップPCを処分し家庭内共有ノートPCで仕上げねばならずてんてこまいだった。
下描きのフリクションを消す時間すら惜しんでスキャンしセリフを打ち込んだ時点で「これ今まで通りのやり方だと絶対間に合わんわ」と気付き、何を思ったかAdonitのjot Proを勢いで購入。
通勤電車の中や会社の昼休みなど所構わずNexus7 (2013)で仕上げ作業をすることに。
アプリは色々試した中で一番しっくりきたArtFlowを使用。
体裁は整ったものの絵は相当荒れており初の個人誌としてはやや不本意な出来。
ただタブレットとスタイラスペンによる仕上げ作業(主にデジタルトーン処理)は非常に直感的で以来ずっと続けることに。
自分の中で第二のターニングポイントになった。
pixivにアップするにあたり一部を加筆修正、表紙の絵は扉が閉じているものに変更。
2014年08月 完成 / 11p
初出:コミティア109 / 個人誌「目玉物件」(発行:オカルト検証会)
pixiv
とある男の少年時代から死までを描く愛と性の1ページ大河漫画。
「煩悩」というテーマに沿っているかはさておき、1ページの中に無駄なく起承転結が収まっていてお気に入り。
2014年03月 完成 / 1p
初出:コミティア108 / 合同誌「煩悩」に寄稿(発行:煩悩制作委員会)
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女子高生3人組がモバイルバッテリーについて語る日常漫画。
ANKERのバッテリーが壊れた際に無償交換対応していただき感銘を受けて描いた。
pixivにアップするにあたりキャラの影を加筆。
2013年10月 完成 / 2p
初出:コミティア106 / 無料配布ペーパー
pixiv
東京の大学に進学した男の子と地元で就職した女の子が繰り広げる青春恋愛会話劇。
ラブホテルという存在は日常の中に潜む非日常という意味でとても良いモチーフだと常々思っており満を持して自作に登場させるに至った。
2013年08月 完成 / 4p
初出:コミティア105 / 合同誌「死後かな / 憩」(発行:オカルト検証会)
pixiv
「妹と初詣に行くまんが」「ほのぼの帰郷前線」に続く兄妹シリーズ3作目。
2012年の年末にアップすべくネームを書いていたが完成したのは翌年の7月だった。
つくづく締め切りがないと動かない人間である。
2013年07月 完成 / 2p
初出:pixiv
pixiv
兄の秘め事を妹が目撃する空想科学SF漫画。
消しゴムで下描きを消す作業が大嫌いで下描きにフリクションを導入した最初の作品。
これ以来原稿用紙を電気ストーブで炙るのが一番好きな工程になった。
2013年04月 完成 / 5p
初出:コミティア104 / 合同誌「となりに感」(発行:オカルト検証会)
pixiv
ゴーストバスターズな女子大生二人が恋と友情とバイトのかけもちで悩む漫画。
珍しく夜のシーンが多く珍しく光源を意識した絵を描こうと努力した。
「ときめき下校戦線」以降意識的にキャラクターの鼻を省略したシンプルな絵柄を目指してきたがここであきらめた。
2013年02月 完成 / 5p
初出:コミティア103 / 合同誌「つもり感」(発行:オカルト検証会)
pixiv
魔法で悪人を懲らしめる過激派女子小学生が恋愛と将来の間で揺れる漫画。
いかに短いページの中に説明過多にならないように色々な要素を盛り込むか?みたいなのが目標だった。
この頃から締め切り直前になるまで原稿に全く手をつけないようになる。
2012年11月 完成 / 6p
初出:コミティア102 / 合同誌「となり感」(発行:オカルト検証会)
pixiv
リア充な兄とちょっとアホな妹のほのぼのシリーズ第2弾。
合同誌に誘っていただくという初体験に舞い上がりメチャクチャ丁寧に描いた。
テーマは「家」。
2012年09月 完成 / 2p
初出:コミティア102 / 合同誌「回覧板 kairanban」に寄稿(発行:うちんち)
pixiv
付き合い始めて1ヶ月を経た高校生カップルが性の悩みに直面する漫画。
収録した合同誌のテーマが「笑顔」で「最後のコマで登場人物が笑っていること」が決まりごとだった。
にも関わらずTENGAを出したことで後の作風やサークル内でのポジションを決定づけた感がある。
これ以降ペンネームを「やまなか」に変更。
2012年08月 完成 / 4p
初出:コミティア101 / 合同誌「きみのわらいごと」(発行:オカルト検証会)
pixiv
飛び降り自殺を図った男と女子高生の交流を描いたゴーストストーリーもの。
「動画との連携」がコンセプトの合同誌であろうことか自作の映像作品を引っ張り出すことに。
漫画風フォントの導入、資料写真を撮りに行く、デジタル仕上げに頼らずひたすらミリペンで線を重ねる描き方を試すなど、新サークル発足後の第1作目として割と気合が入っていた。
2012年04月 完成 / 16p
初出:コミティア100 / 合同誌「CLOSE TO THE FOCUS」(発行:オカルト検証会)
pixiv
Kindle
YouTube
「今年の抱負」がお題の女子高生百合漫画シリーズ第2弾。
本作と『妹と初詣に行くまんが』『師走まんが』の三本立てオムニバスで「ときめき越冬作戦」というタイトルで合同誌に収録。
これを最後に自分とokajina氏がカチャーチャンから脱退し、新たにオカルト検証会というサークルを立ち上げることになった。
2012年01月 完成 / 1p
初出:コミティア99 / 合同誌「郷愁アイソレーション」(発行:カチャーチャン)
pixiv
リア充な兄とちょっとアホな妹のほのぼの漫画。
当時pixivでかつてない数のお気に入りをいただいた思い入れのある作品。
調子に乗って後に「帰省シチュエーション」「登場人物が想像・妄想したコマが出てくる」を縛りにシリーズ化。
2012年01月 完成 / 1p
初出:コミティア99 / 合同誌「郷愁アイソレーション」(発行:カチャーチャン)
pixiv
女子中学生が高度な心理戦を繰り広げる百合漫画。
「黒い部分はベタで塗りつぶす」「可愛い女の子を出す」「ちゃんとオチをつける」あたりを意識し、わりと自分の中でターニングポイントになった一作。
2011年10月 完成 / 4p
初出:コミティア98 / 合同誌「電光セレナーデ」(発行:カチャーチャン)
pixiv
間取り漫画『KとR』完結編。
とりあえずハッピーエンドで完結させるべく「いじめられたくなかったらケータイを買ってもらって学校裏サイトで交流すべし」という身も蓋もない展開に落ち着いた。
登場人物が全員折りたたみケータイなあたりに時代を感じる。
初出時は16ページだったが「え?これで終わり?」という戸惑いの声をいただいたのでpixivにアップする際にラスト1ページを追加。
このページだけやたら丁寧。
2011年08月 完成、後に1ページ加筆 / 17p
初出:コミティア97 / 合同誌「時流シエスタ」(発行:カチャーチャン)
pixiv
黒田硫黄の「勉強部屋」の影響が露骨すぎる殺し屋漫画。
締め切り5日前まで全く手をつけておらず写植の手間すら惜しんで手書きでセリフを書いたものの自分の字の汚さに辟易し二度とすまいと誓った。
ただフリーハンドの枠線は自分のへなちょこな絵柄と相性が良いように感じ以降も続けることに。
2011年04月 完成 / 5p
初出:コミティア96 / 合同誌「屋上ユニスタ」(発行:カチャーチャン)
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もう少し荒唐無稽な話が描きたくなって考えたデストピアSF漫画。
たぶん初めて漫画用原稿用紙に描いた作品。
西島大介っぽい絵を目指したけどすぐにあきらめた。
この頃から起承転結を意識するようになった。
2010年11月 完成 / 6p
初出:コミティア94 / 合同誌「軟化メロウ」(発行:カチャーチャン)
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新キャラが登場するも無駄話だけで終わってしまい本筋が何なのかさっぱり分からない続編。
1980円でペンタブを購入しブラシで適当に影を塗ったら非常に眠たい絵になった。
さらになぜか枠線を後からデジタルで描こうとして絵が枠まで達していない。
おまけに設定を完全に忘れてて従姉妹と描くべきところを姪と書いていた。色々ひどい。
2010年08月 完成 / 5p
初出:コミティア93 / 合同誌「高速サイドテール」(発行:カチャーチャン)
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当時カチャーチャンというサークルのメンバーだったokajina氏に誘われ
約7年ぶりに描いた漫画。
オフセットの同人誌もコミティアへのサークル参加も初体験。
内容は女子大生とその従姉妹の登校拒否児童がダベるだけで、先の展開を全く考えていなかったにも関わらずなぜか第1話と銘打ってしまい後々自分の首を絞めることに。
ペンネームが本名丸出しだったりA4コピー紙にボールペンでペン入れしてたり全く気負いが無かった。
デジタル作業は写植と一部コマのグラデーション処理のみ。
2009年11月 完成 / 9p
初出:コミティア91 / 合同誌「MISSY」(発行:カチャーチャン)
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